ご挨拶

柏市立介護老人保健施設はみんぐ
施設長  亀谷 寛(かめたに ひろし)

  • ・ 退院後の生活にまだ不安がある
  • ・ 一時的に施設を利用したい
  • ・ リハビリで心身機能を維持したい

はみんぐは、そのような悩みにお応えします

私事で恐縮ですが、簡単な自己紹介をさせていただきます。
私は、1998年4月に柏市立柏病院に赴任し、神経内科科長として、脳梗塞などの脳血管障害、パーキンソン病などの神経変性疾患、各種の脳炎などの治療にあたってきました。

この度、縁あって、2021年4月から、前任の多田紀夫施設長に代わって、はみんぐ施設長に就任させていただくことになりました。

老人保健施設はみんぐの役割は、介護保険制度の枠組の中で、施設機能を最大限活用し、御利用者様、御家族様、そして地域の医療機関・福祉関係の御施設の皆様の在宅支援・在宅復帰のニーズに応えていくことかと考えます。

これまでの神経内科医としての経験を生かし、私どものスタッフと協働し、御利用者様お一人お一人にとっての最適なサービスを考えていきたいと思います。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。

理念

  1. 1.包括的ケアサービス施設
    利用者の意思を尊重し,望ましい在宅または施設生活が過ごせるようチームで支援します。そのため,利用者に応じた目標と支援計画を立て,必要な医療,看護や介護,リハビリテーションを提供します。
  2. 2.リハビリテーション施設
    体力や基本動作能力の獲得,活動や参加の促進,家庭環境の調整など生活機能向上を目的に,集中的な維持期リハビリテーションを行います。
  3. 3.在宅復帰施設
    脳卒中,廃用症候群,認知症等による個々の状態像に応じて,多職種からなるチームケアを行い,早期の在宅復帰に努めます。
  4. 4.在宅生活支援施設
    自立した在宅生活が継続できるよう,介護予防に努め,入所や通所などのサービスを提供するとともに,他サービス機関と連携して総合的に支援し,家族の介護負担の軽減に努めます。
  5. 5.地域に根差した施設
    家族や地域住民と交流し情報提供を行い,さまざまなケアの相談に対応します。市町村自治体や各種事業者,保健・医療・福祉機関などと連携し,地域と一体となったケアを積極的に担います。また,評価・情報公開を積極的に行い,サービスの向上に努めます。

老健の趣旨

介護老人保健施設は、要介護老人等であって、病状安定期にあり、入院治療する必要のない方に対し、入所または通所の方法により医学的管理の下での看護・介護サービスや日常生活訓練を行い、在宅生活を支援する役割を持つ施設です。

施設名の由来

『はみんぐ』という名称は開設に先立ち施設名を一般公募した中から選ばれました。これは『お年寄りと子どもたちが気軽にふれあえるような場所イメージし、優しい感じがするもの』を念頭に考えられたものです。

はみんぐロゴ

施設の目的

看護、医学的管理の下での介護や機能訓練、その他必要な医療と日常生活上のお世話などの介護保険施設サービスを提供することで、利用者の能力に応じた日常生活を営むことができるようにし、1日でも早く家庭での生活に戻る事ができるように支援することを目的とした施設です。

また、居宅介護支援事業所、訪問看護ステーション、地域包括支援センターを併設し、隣接する柏市立柏病院との機能連携の下、要介護高齢者一人ひとりに応じた適切な保健・医療・福祉サービスを一貫して提供することを目指します。

運営方針

  1. 明るく家庭的な雰囲気の中での入所者及び通所者(以下「入所者等」という。)の自立性を尊重したプログラムに基づくサービスを提供すること。
  2. 協力病院をはじめ医療機関との連携により適切な施設療養を実施すること。
  3. 家庭との結びつきを密にして、その家庭への復帰を促進すること。
  4. 地域に開かれた施設として、入所者等の家族や地域住民に親しまれる施設づくりをすること。

管理運営方法

柏市が設置し、公益財団法人柏市医療公社が指定管理者として運営・管理する、公設民営方式により運営を行っています。